私たちの理念

私たちの夢は、「豊かな森」「豊かな水」「豊かな心」未来へのためにはぐくむことです。ここ鶴岡市に生きる一人の地球市民として、自然から学びながら豊かな未来を目指して活動しています。

理事長からのメッセージ

 東北一広い面積を有する鶴岡市(面積1,312㎢)は、出羽三山・朝日連峰という大自然に抱かれ、全国屈指の米どころとして知られ庄内平野と夕日が美しいことで知られる庄内海岸を併せ持ち、独自の風土と有形無形の伝統文化を育んで来ました。

 特に月山ダムを水源地とする「森と水」が下流域に潤いを与えることにより農林水産業の振興と共に伝統芸能や多彩な芸術文化活動が育まれてきました。

 このような地域に生きる私たちは、市民・行政・各種団体が協働で行う一大イベントとして、2006年から「いのちのコンサート」を開催し、大自然と音楽、伝統文化が融合する森林文化都市つるおかを目指し活動してまいりました。2008年1月には「NPO法人森と水」を発足し、1200年前の古代に開かれた六十里越街道の振興整備、首都圏との交流事業、農村漁村体験活動の受け入れ事業等の事業にも取り組んできました。さらに今後は、ダムや生命と関わりの深い「水」に着目、その水を育む「森」を作る「水源の森づくり」を展開し、そこから持続可能な開発目標(SDGs)に沿った活動が派生していくよう、豊かな自然の中で、生物多様性保全活動にも取り組みを進めています。

 第15回目を迎える「いのちのコンサート」をはじめ、これからも様々な地域協創文化の融合を図りながら次の世代に受け継ぐ「森林文化都市つるおか」の魅力を全国に発信していきます。

NPO法人 森と水 理事長 伴 和香子