いのちのコンサート ~森と水そして月光のしらべ~

私たちの住む鶴岡市は、2006年に旧鶴岡市、温海町、藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村の6つの市町村が合併し、東北一広い面積を持つ新鶴岡市に生まれ変わりました。その年からスタートした森と水そして月光のしらべコンサートは、新鶴岡市の市民が地域の枠を越え、一体となって開催した合併記念事業です。

『雄大な月山と月を眺めながら、ここでベートーヴェンの「月光」が聴けたら幸せだな』と言った一市民の夢を、みんなで実現させた第一回のコンサート。その後のコンサートでは霧が幻想的な演出をしてくれたり、小鳥が一緒に歌ってくれたり、大自然と一体になる感動を毎年与えてくれています。そのコンサートが第8回で「いのちのコンサート」と名を変え、今日まで続いてきました。

これからも、私たちは自然と人をつなぐコンサートになることを願い、開催していこうと思っています。

水源の森づくり

私たちは、水が無ければ生きていけません。では、その「いのちの水」は、どこから来るのでしょう?

答えは、「森」です。環境が整った森は、「水」を貯え、与えてくれます。でも、当たり前にあるものではありません。森のお世話を人間がしてあげないと水を貯えることができなくなり、土砂崩れなどの災害が起きやすくなってしまいます。

間伐などの林業の作業は、一般市民の私たちにはできません。しかし、なにか私たちにできる事で、鶴岡の森林を未来のために守りたいと考えました。

そこで「どんぐり」を拾い、稚樹を育て、森に植える活動を『月山ダム水源地域ビジョン推進会』の一員として行っています。

農山漁村体験

私たちの住む鶴岡市は、日本で初めて「ユネスコ食文化創造都市」に認定された市です。

月山から流れる豊かな水が山里を通り庄内平野をぬけ、日本海へそそぐ。このような地域だからこそ、海の幸、山の幸、里の幸と四季折々、多種多様な食材の宝庫となりました。それが認定された要因の一つではないかと思います

そんな恵まれた鶴岡に住む市民に、鶴岡の四季・豊富な食材・自然と人との関わりを体感してほしいと願い、活動しているのが「農山漁村体験」です。

 5月 わらびとり体験・さつまいも植え付け体験

 7月 ブルーベリー体験

 9月 いちじく収穫体験

10月 さつまいも収穫

12月 新巻鮭・鮭とば作り体験

「親子」「シニア」などそれぞれに合わせた企画でお迎えいたします。

六十里越街道トレッキング

六十里声街道とは・・・1200年前に開かれた山形県の庄内と内陸を結ぶ山道。明治30年以降は新道が整備されたことにより、誰も歩くことがなくなりました。多くの史跡が残る苔むした風情ある街道です。 参考:あさひむら観光協会HP

NPO法人森と水では、この歴史ある「六十里越街道」を知っていただき、鶴岡の森に親しんでもらいたいとの思いから、トレッキングイベントを行っております。初心者向けのコースや、山船頭人より歴史を学びながら歩くコースがあり、道中では「千手ブナ」の下でミニコンサートを開いたりしています。ぜひ一緒に六十里越街道を歩いて、自然の素晴らしさ、先人の想いを感じてみませんか?